小木の植栽・移植

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小木の植栽・移植サービス内容

人力(2名まで) による運搬移動が可能なサイズの小木について、

植栽 ▶▶▶  お庭への植え付けをおこない、支柱を設置します。 植栽する場所の土質が根張りに適さない場合は、土壌改良を施します。


移植 ▶▶▶  お庭に植わっているものをいったん掘り起こし、新たな場所へ移動したうえで、再び植えつけます。 必要に応じて、支柱を設置し、土壌改良を施します。
植木鉢に植えられた木の鉢替え(植え替え)にも対応します。ご相談ください。
(※これら植え替えに関しては、適期における実施に限ります)

お問い合わせフォーム からご連絡いただくことができます。

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作業中で応対できない場合が多々ありますので、お問い合わせフォーム からのアクセスを推奨いたします。

実例(4) 記念樹を植えました。

芝の下10cmまでは 土の層です。 そこから延々と続く真砂土に縦穴を掘ります。 苗木の根株の下にも空気層を設けます。 地面より高く植えられたアオダモです。
茨城県龍ケ崎市のお客様です。

記念樹として、アオダモとユーカリを新たに植えたい
とのお話があり、芝生のお庭に穴を掘って植え付けました。

アオダモ・ユーカリともに樹高2m程度の苗木を用意し、その植え穴を掘るのですが、芝生の下10cm程度に土の層があるものの、そこから下はずっと砂の層。正確に言うと「真砂土(まさつち)」と呼ばれるものです。

真砂土とは、花こう岩が風化してできた砂で、住宅地のように造成された土地を整地するために余所から持ち込まれる客土(きゃくど)として代表的なものです。
水はけが悪く、栄養素もない土壌です。しかもこの現場では造成の際に重機で入念に締め固められたようで非常に硬く、まるでセメントのような状態になっており、空気の入り込む隙間などもないため、総じて植物の生育には適さない土質と言えます。

よってここに苗木を植えるためにはしかるべき処置が必要となります。
植え穴をあけてから、直径10cm・深さ1mほどの縦穴を3ヶ所掘り、そこに竹炭や落ち葉や木の枝など、有機物を入れます。これにより、土中で微生物が活動するようになるとともに、水と空気が上下方向に流れるようになります。

そして、苗木の根株の下にも、木の枝や落ち葉などを絡ませて組み合わせ、苗木の重さで地盤が圧迫を受けて空気の流れを阻害しないように配慮します。

苗木そのものも地面より高めに据え付けるようにして、地形に起伏を設け、それによっても水や空気の動きが生じやすくなります。

ここまで手をかけることで、健全に定着して元気に育ってくれるでしょう。しばらく経過を観察していきます。

実例(3) 枯れ木を除去して新たに植栽しました。

作業前(クリックで拡大します) 作業後(クリックで拡大します)
茨城県取手市のお客様からご用命いただきました。

庭の一角に植わっていた小木が枯れてしまったので、何か他のものに植え替えて欲しい・・・ とのご要望。
新たに何を植えるかについてはご一任くださいましたので、「ホンコンドウダン」と「ミヤマシキミ」をチョイスしました。
植え付けの前に、前に植わっていた植栽の根などを丁寧に除去するとともに、土壌改良も実施しておきます。

ホンコンドウダンは、中国原産のドウダンツツジで、小さいながらも華やかな花が咲きます。中国の春節(旧正月)には必ずこのドウダンの枝を玄関に飾り、お正月を迎えるのだそうで、縁起のいい植物のひとつです。

実例(2) モクレンの移植です。

作業前(クリックで拡大します) 灌水中(クリックで拡大します) 作業後(クリックで拡大します)
茨城県つくばみらい市のお客様です。

樹高3mほどのモクレンの移植をご用命いただきました。
10年ほど前に旧家から持って来て植えたもので、思い入れのある木だそうです。

モクレンは、地植えされた成木の根を掘り起こしてしまうと再度の根付きが悪く、"移植を嫌う木" のひとつとされています。
そういう "移植が困難" な木であればこそ、将来の大きさを考えて最初に慎重に植え付け場所を選ぶことが肝要なのですが、そうは言っても生育はたいてい想像以上に旺盛なものですので、「こんなはずじゃなかった・・・」ということになるわけです。

隣家との境界フェンスの間際に寄せられて植わっているこの木も、そちら側に張り出さないようにとご配慮をされて何度も枝切りを重ねてきたようで、ずいぶん窮屈そうな形になってしまっています。

さて。
まずは最初に、枝葉の量を大幅に減らす剪定から。
移植に際してはかなり根を切らざるを得ないため、根からの吸水と葉からの蒸散のバランスを取るようにしなくてはなりません。

それから、スコップによる掘り上げ。重労働です。

一方、移動先では、新たな植え穴を掘削するとともに、発根を促すための土壌改良を施しておきます。

正面とするべき向きを決めて、植え付けをしたら、次は灌水。
といっても、シャワーホースでただ表面的に水を撒いてみたところでちっとも根には届きませんので、「水極め」と呼ばれる手法を用います。
根鉢の周囲を泥水でしっかりと満たしたうえで、棒などを何度も突っ込んで移植部分の地中の隙間にある空気を完全に抜いてやり、これによって、根に確実に水分が行き渡るようにするのです。

水が完全に浸透したら土を戻してやって、最後に支柱を添え、いったん移植は完了。
ここは風が強い立地とお聞きしましたので、簡便な支柱ではなく、"八ツ掛け支柱" を設営しておきました。
ただし冒頭のとおり、モクレンの成木は移植が困難。 よって当面の間は慎重な経過観察が必要です。
できるだけの策は講じましたので、うまく根付いてくれることを祈ります。

実例(1) オリーブの移植です。

作業前(クリックで拡大します) 作業後(クリックで拡大します)
茨城県取手市のお客様です。

隣接する樹木との間隔があまりに狭すぎるオリーブを、移植しました。

この植栽スペースの土は、木を植えるに際して特に土壌改良などは施されることなく、住宅建設の際の造成土をそのまま使ってしまっていると思われます。

砂利なども多く混じっているうえ、土そのものがガチガチに固い。植樹から一年が経つとお聞きするこのオリーブですが、掘り起こしてみるとほとんど根張りの広がりが見られませんでした。同様に、地上部の生育も非常に貧弱です。

今回の移植に合わせて、腐葉土や堆肥・バーミキュライトなどを混ぜ込む土壌改良を実施し、今後の根張りと生育を促進させるような処置を加えました。
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